ミャンマーの事情通になりたいんだ!

ミャンマーの事情通を目指して、様々なメディアから発信された情報に、あーだこーだ口をはさむブログ。

ミャンマー・ヤンゴンで起こった爆発事件について現状をまとめる

先週17日(木)と20日(日)、ヤンゴンのスーパーマーケットで爆発事件が発生しました。

現時点でわかっていることを現地メディアの情報を基にまとめていこうと思います。

 

 

1. 17日にOceanで起こった爆発

 

事件が発生したのは、MayangoneにあるOceanということで、ダウンタウンからピーロードを北上して空港に向かう際に左手にある、あの店舗です。

現地メディアのフロンティアミャンマーの記事を見てみると、

Two bombs that exploded at the Ocean Supermarket in Yangon’s Mayangone Township on November 17 were planted to scare, not hurt, police have said.

Bo Htin Kyaw, a police lieutenant investigating the twin blasts told Frontier on November 21 that the relatively small size of the two explosives, which were both planted inside M-150 energy drink bottles, meant they were only intended to scare people.

Both bombs were planted in a parking compound inside the supermarket compound, one behind the rear wheels of a car and the other in rubbish bins.

出典:http://frontiermyanmar.net/en/mayangone-bomb-intended-to-scare-not-hurt-say-police

とあります。

 

Google翻訳の力を借りて、これをまとめると

 

2回の爆発によるケガ人なし

・爆薬はM-150というエナジードリンクの瓶に詰められていた

・設置場所は駐車場に停められた車の後輪付近ゴミ箱だった

 

警察は現在、現場から回収された証拠品、そして、監視カメラの映像を分析しているそうです。

 

参照

frontiermyanmar.net

2. 20日にCapitalで起こった爆発

 事件が発生したのは、パラミロードを東に進んでパズンダウン川を渡ったところにあるCapitalハイパーマートです。

 現地メディアMYANMAR TIMESの記事を見てみると、

 

Four different explosions that rocked a supermarket in Yangon on November 20 were caused by “homemade explosives” planted throughout the shopping complex, according to managers at the market. The explosives appear to have caused limited damage and no injuries.

The first blast occurred on the first floor of the shopping centre around 5:35pm on November 20, and the last blast went off just before 6pm. In total, four explosions were set off at Capital Hypermarket, according to staff members, including two on the upper floor and two on the ground floor. The homemade contraptions were concealed behind rows of store merchandise.

出典:http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/yangon/23826-homemade-explosives-blamed-for-capital-hypermarket-blasts.html

とあります。まとめると

 

・17時半から約30分の間に爆発が4回起きたが、こちらもケガ人なし

・店内のGF(日本で言う1階)と1Fに2個ずつ

・いずれも商品棚の裏(奥?)に設置されていた。

 

同じく監視カメラの映像を警察に渡したそうです。

 

 参照

http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/yangon/23826-homemade-explosives-blamed-for-capital-hypermarket-blasts.html

3. 2つの事件の共通点

まず、どちらもケガ人が出ていないことだけが救いです。

 

犯行に使用された爆薬は、手りゅう弾のような既製品ではなく、独自で調合された手作りの爆薬"Homemade explosives"だったようです。

そのためか、威力は小さく、ケガ人が出ていないんだとか。

 

両事件ともに犯行手口が似ている事などから、警察は犯人は同一人物だとみて捜査を進めているようです。

 

また、どちらも営業中のスーパーマーケットで起きたという事で、非常に悪質な犯行です。

4. 在緬日本大使館の緊急一斉メール

(2)大型商業施設周辺,駐車場及び観光地,またテロの標的となりやすい場所(市場,公共交通機関など不特定多数が集まる場所,政府・軍・警察関係施設)を訪れる際には,周囲に注意を払う。不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど,常に安全確保に留意する。
(3)仮に爆発事件が起こった場合,今回のように複数の爆弾が同じエリア内,時間差で爆発することが想定されることから,現場には近づかない,速やかに離れる。

出典:在ミャンマー日本国大使館からのお知らせ 2016年11月21日

今回の爆発事件とシャン州ムセで起こった事件についてのメールでした。

まあ結局、己の身は己で守れって事ですね。

 

緊急時にこういった情報がメールで届きますので、ぜひ登録しておきましょう。

 

在ミャンマー日本国大使館

 

 まとめ

ミャンマーは治安が良いと言われてきましたが、このような事件が今後も発生するのであれば日常的に緊張感を持たなければならないですね。

大使館からのメールにもあるように安全確保に留保する、もし爆発が発生した場合は現場付近から速やかに離れることを頭に入れておきましょう。

 

そして、このニュースを見て模倣犯が出てこないこと祈るばかりです。

 

 

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